今日は一日中雨。
「映画好き」続き。
家で見る映画。
テレビが、時々名画を放映するようになった。
カラーテレビを買ったのもその頃。
ビデオが普及したのはいつ頃だっただろう。
レンタルビデオ屋が出来た。
わざわざ借りに行かなくても宅配もしてくれた。
5本届けてくれて、見た分だけお金を払う仕組み。(富山の薬売りみたいに)
「見たいのが余り入ってへんわ」と文句を言うと、「何がお好みですか」というから「フランス映画なんかある?」と聞いたら、次に持ってきてくれて「はい、死刑台のエレベーター、天井桟敷の人々入れときました」こんな感じだった。
そのうち家で録画出来るようになって、ビデオテープを買ってきて録画した。
3倍速で録画出来るので1本に3つの映画が録画できた。
すごい粗い映像だった。
ビデオテープは最初の頃高かったから・・・溜まった録画済みビデオテープが300本。
これっと思うのは3倍速では録らないで永久保存とした。
ざっと1000本程の録画した映画を持っていたのである。
「a-dollビデオライブラリー」これは老後の楽しみに良いわ~
検索できるカードも作って、夫とベニスへ旅行するというAちゃんに、キャサリンヘッパンの「旅情」を貸して上げたりして利用価値はあった。
「老後の楽しみ」グッズの一つとして本棚に有ったが、DVDに押されてある時処分した。
「良く映画を観る時間があるね」と聞かれるが、当時夫は仕事が終わってから夜の遊びが盛んで、夜中まで私は暇だった。
映画を見ていたら酔っ払って帰って来る夫に腹が立たない。
「あれ、遅かったね」だけ。
又、家にいても寝室で野球を見ているから私は自由にテレビを独占していた。
偶には一緒に見たこともあったけれど。
(別の部屋で同じ映画を見ていたこともあった・・・)
一緒に見ていると喋るから集中できない。
何年前からか、ケーブルテレビで好きな映画を見られるようになったし、その上レンタルDVDも利用していた。
パソコンでツタヤに注文する。
郵送で送ってくる。
見終わったら封をしてポストに投函。
1週間に2本の契約だった。
この頃は珍しい国の映画や名画を沢山鑑賞した。
それが今はインターネット。
テレビの大きな画面で観られる。
新しいのや古い映画沢山の中から選べる楽しさ。
しかも途中で止めてコーヒーを入れたりも出来るし。
今は年を取ってしまって余り映画館には行けないけれど、テレビ桟敷で好きな映画を選んで見られる。
映画は世界中に私を連れて行ってくれる。
沢山の国の風習や風俗や歴史を知ることが出来るのだ。
はるか遠い昔にも連れて行ってくれる。
映画は面白い。