a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

好きな映画百選「モンパルナスの灯」

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今日も暑い。

頭痛、肩こりがひどい。

パソコンのマウスが壊れたので新しいマウスを買って使ったら、パソコンが古いから機能しないところが有って、肩こりの原因になっている。

いよいよ新しいパソコンに買い換えるかなあ?

 

今日も「好きな映画百選」行きます!!

 

1958年フランス映画「モンパルナスの灯」

 

画家モジリアーニの恋と挫折を映画化したもの。

モジリアーニにはジェラール・フィリップ

妻のジャンヌにはアヌーク・エーメ。

 

売れない画家を親の反対を押し切って南仏ニースまで追いかけてきたジャンヌ。

モジニアー二は結核を患っていて、おまけにプライドが高くお金がなくアルコールに溺れれる生活である。

天才芸術家に有り勝ちなパターン。

 

極端にデフォルメされた人物画は中々受け入れてもらえなかったのだ。

36歳の若さで絶望のうちに死んでしまう。

残されたジャンヌの悲しみと絶望。

 

私がこの映画を観たのは60年前。

ジェラール・フィリップの水際だった美男子ぶりにすぐにファンになったのだが、今日観ても素晴らしい魅力溢れる俳優で、モジリアーニの苦悩、絶望が良く表現されて溜息が出る。

 

ジェラール・フィリップはこの映画の後、ガンで36才で死んでしまった。

美人薄命は男性にも当てはまる。

お爺さんになった彼の映画を見るのは嫌だから良かったかも知れない。

それに引き換えジャンヌ役のアヌーク・エーメはつい最近も「男と女」に出ていたがまだまだ美しい。

並外れた美貌なのに逞しい女性だ。

 

この映画はモノクロで、モジリアニの絵は想像で色づけせねばならない。

貧しいアパルトマンでの明け暮れ。

管理人の小母さんが面白い。

 

モジリアニを扱った映画はアンディ・ガルシア(この俳優もお気に入り)が演じた2004年の「モジリアーニ真実の愛」がある。

この映画も良かった。

 

 

ジェラール・フィリップの映画は沢山観たが「モンパルナスの灯」が一番好き。

「好きな映画百選」入り、これに決定。

 

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