娘が不思議な病気になった。
美味しいものを食べたら「ほっぺたが落ちそう」という。
こんにゃくの煮たの、鯖の味噌煮、干しエビのお好み焼き、蒲鉾入り卵とじうどん・・・ご馳走でも無いのに食事の度に頬が痛くなる。
「変ね」
と言いつつ耳鼻科へ診察に行ったら「耳下腺炎」という病気だった。
「おたふく風邪」みたいだが、少し違うらしい。
唾液が出ると痛むのだ。
薬を処方してもらって帰ってきた。
耳鼻科で質問されたと言って、
「小さい頃おたふく風邪、ほっぺた両方腫れた?」と聞かれたが「どうやったかな〜50年以上昔の事やし。
娘の幼顔を思い出しつつ、
両方ともぷ〜とはれてた様にも思うけど・・・」
そう言う私も、学校が休みになった記憶とほっぺたが痛かった記憶は残っているけど、両方やったか片っ方やったか定かでない。
お正月は余りご馳走は食べられへんと言うことで可哀想なのである。
テーブルの下でヘルパーさんの動向を見ていて、そばに来たら唸っている。
生意気なクルミ。