口紅水仙とチューリップ
一日中春雨が降っていた日曜日。
インターネットで礼拝の後、ゆっくりと過ごした。
昨日のように昔からのサークルの友達に会うと嬉しい。
生の人間に触れ合うということは必要なのだ、とつくづく思う。
先輩のSさんは猫好きで、
養老孟司さんの「まる ありがとう」を貸してくれた。
私は中学校からの友達Fちゃんがくれた手作りマスクリングを持って行った。
「欲しい?」って聞いたら、全員(ピアノの先生を含めて8人)が「欲しい」とたちまち売り切れた。
早速マスクにぶら下げて喜んでくれた。
大腸癌を患って少し痩せたけど、出てきて駄洒落を連発している後輩のT君。
彼もコーラスが生き甲斐なのだ。
高齢になってやめて行った人も多いけれど、何がなんでも足を引きずってでも参加している。
学生時代から仲良しのYさん。
コロナが終わったら歌舞伎を見に行く約束もした。
「お芝居が躍ねてから歩くのしんどなったらタクシーで帰ったらええやん」
「そうや、頑張って行こう」
Yさんはお姑さんが高齢になった時、よく歌舞伎を一緒に見にいった孝行な嫁だったから、少々の贅沢は許されると想う。
4月のカレンダーはたくさん埋まった。
これで教会に日曜礼拝に行けたら万々歳なんだけれど。