a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

人形ごっこ

外は雨。

12月がもうそこまで来ているからお掃除をしなくては・・・。

で、最初に手掛けたのはドールハウスの掃除!!

 

10年ぐらい前までは目がよく見えて細かい仕事はお手のものだった。

ビスクドールを沢山作って来たけれど、ある時ドールハウスに魅せられて作り始めたのが30年ぐらい前だった。

すっかりハマってしまって、10軒を超す人形の家が出来上がった。

 

人形も窯で焼いて髪の毛をくっつけて洋服を着せて住まわせた。

 

居間や玄関に置いてあるのが6軒。

誰も来ないし、見る人もなく埃を被ったまま、ずっとお掃除をしないで放ってある。

今日は先ず居間に置いてあるこの家を掃除してから暖炉の前に電飾のクリスマスツリーを飾った。

窓からツリーの明かりが見えている。


この家は古風な作りでお手伝いさんが3人もいる。

家族は3人。

女中頭。家を仕切っている。

お風呂の掃除をしているメイド。

屋根裏の子供部屋。

赤ちゃんはナニーが面倒を見ている。

屋根裏の書斎に籠るご主人と、

(下は古い写真、灯がついて犬も飼っていたんだ〜お散歩行こうって言ってる)

2階でお出かけの用意が出来た奥様。

飼っているペットはやっぱり猫ちゃん。

作った時は電気が付くように配線もしたのだが、長年放って置いたので今は点灯しない。

電気が付いたらもっと素敵なのだけど、細かい仕事が出来ない悲しさ。

この家は横にガラス張りの温室もある。

もう目が悪くなって人形を作ることも洋服を着せてあげることも出来なくなったけれど、掃除をしたり人形を置き換えたりして遊ぶことはできる。

 

幼い頃、自分の人形を買ってもらえなかったけれど、今は沢山の小さな人形で遊んでいても誰にも叱られない。

何という幸せな日々だろう。