寒い朝。
うちの猫がビービーないてうるさい。
「うるさいよ」と叱ったら、2階の娘の所へ訴えに行った。
リビングにはお日様が差し込んで私は暖かくて年賀状を書いていた。
お昼になって娘が炬燵に足を突っ込んだら「冷たい!」
朝から炬燵のスイッチを入れてなかったのだった。
それで猫は寒いから炬燵のスイッチを入れて〜と頼んで鳴いていたのだ。
「ごめんごめん」
猫の朝の習慣を忘れていて可哀想なことをした。
リビングで太陽を浴びながらブラッシングをして、その後は日向ぼっこをしているのが日課なのだが、太陽が雲に入って影ったら炬燵に逃げ込むのがクルミちゃんの朝の習慣だった。
彼女の方は人間の言葉が分かっているのだけれど、私が猫語を習得せねばならないみたい。