昨日 思い出した義叔母は厳しい人だった。
明治36年生まれ。
超昔人間。
昔の女性としては珍しく独身のまま生涯を送った。
だから、昔のしきたりと考えをそれが一番正しいと信じて実行している人だった。
それと、財布からお金を出すのを極端に渋った。
年末の買い物は大晦日の夕方暗くなってから行く。
売れ残った商品を安く買えるからだった。
私は20代初め。
エライ家にお嫁に来たものだ・・・と後悔したが遅い。
それに正反対だったのが彼女の甥である我が夫。
浪費家であった(๑>◡<๑)
だからお金の使い方が難しかった。
今も少し贅沢なものを買うときは「買っても良いのかな?」と躊躇する癖が残っている。
実家の母が「うちの娘はシブチンになった」と言っていたのを思い出す。
財布の紐を締めざるを得なかった。
だから今日も庭に咲いた水仙と南天を活けてお正月の生花とした。