隣町のMホールへN先生の個人レッスンの生徒さんのの発表会を聴きに行って来た。
メンバーは10人。
最高齢は85歳っておっしゃったかな。
美しいドレスを着て人前で歌うのは勇気がいるけど楽しそう。
M先生はどんな曲でも歌いたい曲を歌えるように指導されている。
小さなホールは目の前に客が聴いているから緊張するだろう。
でも全員歌う喜びに溢れていて聴いている方も楽しかった。
Mホールは、コロナの間に亡くなったコーラス仲間Mさんの家で、オペラ歌手の坊ちゃんのために作られた2階吹き抜けの素敵なホールである。
懐かしくてちょっぴり悲しい気持ちが湧き上がってきた。
家が完成した頃、犬の散歩で前を通ったら「上がって見ていって〜」と言われて、門に犬を括り付けて家中を見せて貰ったのだ。
元気だったら、今日のような日はさぞ喜んだことだろう。
今日出場した友達のKさんは魅力的な歌声の持ち主で表現力も抜群だ。
今日は「オペラ座の怪人」を歌うから・・・と言うから楽しみに聴きに行った。
オペラ座の怪人はやっぱりマスクだよね。
なかなかのものだった。
終わり頃、Mさんの坊ちゃんが帰って来て、特別出演で歌ってくれた。
古いけれど今はやっているのだとか。
素敵だった。
客席で隣に座った人に「a-dollさんではありませんか」と声をかけられた。
ずっと以前に混声合唱団で一緒に歌っていたそうだ。
コンサートに来るとこういう出会いが良くある。
楽しい日だった。
Kさん、誘ってくれてありがとう。
お疲れ様でした。