a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

米寿を迎える仲間たち

ウラゲノギク

 

10月に亡くなったN君の偲ぶ会で集まった高校の同期生。

今年は立て続けにグループの中心的存在だったN君とI君が亡くなった。

今日、集まった場所は四ツ橋のS君の娘さんのお店「味菜」。

コロナの前までは3ヶ月に一度集まっていた場所である。

 

今回は全員にS君が電話をして集合をかけたので、今日になってドタキャン、約束を忘れてしまった、途中で迷子になった・・・と不具合が続出した。

S君自身も脳梗塞を患ったからどこか頼りない。

その点、女性4人は時間通りに出て来たから確か。

 

途中で迷子になったO君は名門進学校の国語の教師をしていた確かな人だったけれど。

電話を掛けたら、本町辺りでうろうろしているらしい。

四ツ橋で降りて来いよ」ってS君は電話に向かって叫んでいる。

「降りたら電話して来い、迎えに行ったるよって」世話がかかるわ。

四ツ橋まで来たのは良いが「どこか分かれへん」

「そこに目印何か見えるか?」

マクド・・・」

反対の北の出口に上がってしまった・・・。

S君一人では心配なのでお店のアルバイトの女性と一緒に迎えに行った。

 

やっと、辿り着いたO君「すっかり田舎もんになってしもた」と言ってる。

「何いうとんねん」皆絶句。

昨年も迷子になって終りそうな時間に辿り着いたのだった。

多少ボケてるかも知らんけど、方向音痴は治らへん。

これでやっと10人揃って楽しく美味しく食事をした。

 

やっぱりいつも取り仕切ってくれたI君が亡くなってしまったのは応える。

頼りない人ばかりになってしまった。

これでは来年「米寿同窓会」をやろうなんてとんでもない・・・と思った。