池のそばの草はらで見つけた、ねじ花(もじずり)
雨が終わって、突然の暑さがやって来た。
朝、9時半、バスで行こうかと思ったけれど、バス停で待つのも暑いしやっぱり木陰を探して歩いて行く。
途中で門の前でメダカの水を変えている婦人とちょっとした会話を交わした。
いつも通り掛かりに眺めて行くメダカだ。
火鉢のような入れ物にメダカは泳いでいる。
再々水は変えないほうが良いみたいですけど、余りほったらかしにしてたので、綺麗にしてやろと思て・・・とおっしゃってた。
涼しげだけど火鉢は重そう。
メダカでも猫でも生き物を飼うのは手間がかかる。
去り際に「暑いからお気をつけて」
と言われた。
「うん、気をつけよう!」
池の側の坂道の木陰を下って行く。
そこでもじずりを見つけた。
コーラスの練習が始まっても、汗が滝のように流れ落ち続ける。
首に巻いた木綿のスカーフはびちゃびちゃ。
ガーゼのハンカチもびちゃびちゃになった。
持参の水を飲む。
ちょっとへたってうまく声が出ない。
いよいよ暑さとの戦いの日々の始まりだ。
この夏、勝ち残れるだろうか。