a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

ミシンの仕事

日曜日なのに良く働いた。
雨の日は良い。庭仕事の誘惑から逃れるのは至難なことだから。
今日はミシンの前でしっかり働いた。
イタリア製の布地は仕立てやすい。気分良く縫える。
昨日友達とミシンを掛けて自分の衣類の管理をするのは、私達の世代でもう終りじゃないか、という話になった。
洋服を買った時に、お直しに2千円かかりますと言われたら、即座に自分で直しますから要りません!と私達は言う。
Yさんはいつも上等の服を買うが、最近太ったので古い服を5着ばかり脇を出して貰って着れるようになったと言う。
「それで、なんぼやったん?」私達の関心事はそこ。「上着とスカートで一着1万円やった。」うーむ、高いか安いか、手間を考えたら1日では出来ないから安いけど、古い服に1万円は勿体ない様にも思う。
高等女学校出の先輩達(75才以上)はまめに自分の服を縫ったり、リフォームしたりしている様で感心する。リッチなのに古い服を素敵にリフォームしておしゃれを楽しんでいる。
Nさんは黒のスカートにレースを裾に付けて長くし、(これはアイディアをパクらせて貰った)ブラウスはブランド物のピンクのシルクだ。
Sさんはゆったりしたベージュのブラウスの衿とボウに羽織裏の羽二重を使っている。模様は唐子人形だ。
良く似合っていて可愛い。
「ご自分で作りはったん?」と聞くと「うん自分で縫うてん」と嬉しそう。
私も負けていられない。