a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

要らなくなった物

姉は83才。今身辺の整理に情熱を傾けている様子で、着なくなったお気に入りの洋服を段ボールにいっぱい入れて送って来た。
「死んでしまったら、多分こんな服は子供達が要らないと判断して捨てるに違いないから、貴女に貰ってもらう事になって安心した。」と言うのである。
その洋服は10年以上前の服ばかりで、私にはサイズはぴったりなのだが、肩のいかった10年前の流行のシルエットなのである。
姉は贅沢に暮らしていたから、全て上物。感動するほど丁寧で凝った仕立ての洋服ばかりである。
そのうち2着は何とか利用出来そうだから、でっかい肩パッドを外して袖をほどいて縫い直して着る事にしようと思う。
今日英会話に、リックはハロウィーンスタイルで現れた。頭にフェルトで作った鮫を被っているのだ。鮫に食べられているのだ。
T子さんはブタペストとプラハとウィーンに行って来た話をしてくれた。20数万円で8日間のツアーだそうだ。それでもウーインではちゃんと学友協会ホールでウィーンフィルのコンサートも行ったとかで、ちゃっかりしている。彼女は毎年2度友達と海外に旅行していて、エネルギッシュで疲れを知らない。遊び盛りとでも言おうか。
リックはもう1つ私にプレゼントが有った。この夏オレゴンに帰省したおりに、彼のママが要らなくなったキルトのベッドカバーを私に持って帰って来たのだ。
彼のママはセンスが良い。素敵な色合いのパッチワークキルトで清潔に保たれて痛んでいない。テディーベアもおまけに付いていて、私に取ってはこの上ない嬉しいプレゼントだ。