a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

流感の予防注射を受ける

今週は比較的暇なので、インフルエンザの予防注射をしてもらうべく医者に行く。ところが今日行ったのはちょっと失敗だった。待ち合い室は人で溢れて大混雑。
何故かと言うと、市民無料検診の最終日だったので、駆け込み患者が多かったのだ。出直すのも面倒だし、待たせてもらって注射をしてもらって来た。
行事や出掛ける事が多いと家事が溜まる。午後はパンを焼いたり、豆を煮たり、と台所で過ごす時間が長かった。
夜、映画『アイリス』を観た。
2001年のイギリス映画で、実在の作家アイリス・マードックを彼女の夫が書いた伝記をもとに映画化されたものである。若いアイリスをケイト・ウインスレッド、年老いてからはジュディ・デンチが演じている。
アイリスは美しく奔放な女性で、周りに男友達が一杯居る中で、そんな彼女を愛したジョン(ジム・ブロードベント)は彼女と結婚し、生涯愛し彼女を守り抜く。
晩年アルツハイマーになったアイリスを介護している年老いたジョンが痛々しい。
50年前と現在を交互に繰り返し映しながら話が進んで行くが、ケイト・ウインスレッドは50年後のアイリスの癖や仕草や表情を似通わせていて違和感が無い。痴呆症になってからのジュディデンチは迫力があって本当に哀れだ。
限界ぎりぎりまで、2人きりで生活している。荒れた汚れ極まった室内の様子が凄まじく描かれていて哀れである。
それにしても彼らは年老いて居るのに、寒い中でも水に入って泳いだりする。私達には考えられないと呆れてしまった。