姪のSakuraちゃんは嫌いな食べ物が多いが、バナナは大好きという食べ物嗜好なのだ。
我が夫も好き嫌いが激しいがバナナは大好き。毎朝バナナに自家製のヨーグルトを掛けてその上に蜂蜜を垂らして食べている。バナナが切れていると朝から困るのである。姪とは血縁関係が無いのに共通しているのがおかしい。
私はその点育った時代の所為か嫌いなものが無い。何でも美味しく食べられるので生きやすい単純な人間なのだ。
ところが同じ時代に大きくなっても、友達の中には好き嫌いが激しい人も居る。
例えば、Iさん、昨日『美濃吉』で隣で食べていたが、前菜の中に小さな無花果に胡麻だれが乗っているのが出た。
「何これ？」「無花果やろ」と言ったら「嫌いや」と食べない。
「私果物はだいたい嫌いやねん」と言ってる。するとその前に座った１年後輩のTさんも「私も果物嫌い」と言った。
そんなん信じられへん。「林檎は？」「口の中にじゅわーっと甘酸っぱいのが広がるのがイヤやねん」「それが美味しいのに」。
ぶどうも、枇杷も、柿も皆嫌いなのだ。
バナナが好きかは聞くのを忘れたが。
そう言いながらも、お酒は２人ともぐいぐい飲んで機嫌良く酔っぱらっていたから、嫌いなものが多くともどうってこと無いのだ。
嫌いなものが有っても心配なく生きて行けるよ、Sakuraちゃん。
今日は蒸し暑く午後雨が降って、止んだら東の空に虹が出た。
