a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

羽の伸ばし方

中学校の友達Aやちゃんは、2年前に未亡人になったが、その後も同居している亡くなられたご主人のお姉さんの面倒を見ていて、そのお姉さんが最近やっと(不謹慎か)亡くなられた。
子育て(5人の子供)から始まって、沢山の孫の面倒、ご主人の病気とその看病、お義姉さんの看病と続き、ようやく自分の自由な時間が許されたのだ。
余りにも長い年月だった。
今日はFちゃんと私とで長年耐えて来てご苦労さん会をささやかに行った。
先ずAやちゃんが洋服を買いたいというので、Fちゃん行きつけのブティックに行き買物をして、その後ザビエル公園の近くのレストランで食事。さくらや欅の黄葉が舞い散る中、Fちゃんの家まで歩く。
今買ったばかりの服を着てファッションショウをしたり、先日の同期会の写真を見たり(Aやちゃんは参加出来なかったのだ)、おしゃべりしたり、その後は3人だけのカラオケコンサートで盛り上がる(アルコール無しでようやる)。
「帰る時間を気にせんと遊べるのはええわ」と一杯歌って楽しんでいた。しかし私は帰宅時間を気にする必要の有る人なので、4時半にお開きとなる。
Aやちゃんは、小姑と夫に気を使いながら我慢ばかりしてずっと暮らし続けていたので、羽の伸ばし方を知らない。
これからは自由に羽ばたいても良いのだから、遊び方を教えないかん、とFちゃんと言ったことだった。