３日前に植木屋が消毒をしてくれたので、毛虫が全滅した。
今、チャンスなので樫の木の根元迄入り込んで剪定をした。うっかり毛虫が背中に入り込んで来る心配が無いからである。
それでも念を入れて、タオルを首に巻き、手袋アームカバーも付けている。
植木の剪定といっても低木だけにしている。脚立に上ってということは決してしない。この年齢で落ちて骨折したら大変だもの。
向いのMさんが「よう頑張っているね」と声を掛けてくれた。お向かいは定年退職されたご主人が植木の手入れをしている。
しばらくしてYさんが通りかかった。彼女は庭木の剪定が好きでいつもやっている。ご主人は下手やから駄目らしい。
夫婦は良く出来ている。どちらかが働き者なのだ。
という訳で働き者の私は、せっせと植木の散髪をし、夕方になって美しくなった庭を気分よく眺めたのだった。
