a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

腹心の友

N川さんがM田さんを乗せて迎えに来た。N川さんもM田さんも30年前に混声合唱団で知り合い仲よくなって以来の付き合い。
今はお互いに違う女性合唱団でコーラスを楽しんでいるが、今でも時々夫を交えて4人で宴会をする。そんな時は午後に来て、料理を準備しながら延々としゃべり、夜中にお開きとなっていた。夫はご飯が終わった段階で「おやすみ」と言って退散していた。本当は昨日のお月見の宴もする筈だったが、お互いに忙しかったのでお流れになっていたのだった。
ホームコンサートを開催した時も、ドールハウス展の時も「こんなことしょうかと思ってるねんけど手伝ってくれる?」と相談したらいつもOKで、楽しんで手伝ってくれていた腹心の友達なのだ。
年齢は私が一番上の子年で、M田さんは4ヶ月違いで丑年、N川さんは早生まれの寅年である。
料理はM田さんが仕切る。N川さんは見事に後片付けをする人。2人とも我が物顔に我が家のキッチンを使う。
そんな気心の知れた2人が訪ずれたので、夫はリラックスしていた。ずっと目を開けて、かしましい私達の会話を聞いていた。
「うるさいな」と思っていたかも知れない。
2人は夫の手足を撫でさすり、足を立てさせたり、動かしてくれた。
手を握って「力を入れて下さい」と云うとぎゅっと握るから聞こえて理解している。
病院の帰り我が家でお茶をした。気楽にしゃべって、ストレッチ体操なんかもして、私もリラックス出来た。友達は有り難い。