a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

姉の誕生日

ブログのデザインを夏仕様に変えたのに、何と気温の低いこと。寒さを感じる。
教会での婦人聖書の集いに参加する。
詩篇41篇1〜3節を読む。
 「幸いなことよ。
  弱っている者に心を配る人は。
  主はわざわいの日にその人を助け出される。」

この心を配るという意味は、相手が真に求めているものにこたえる配慮のことだと教わった。自分本位の考えで相手に押し付けるのは良く無い。

今日は87才になるC子姉の誕生日だ。お祝いのカードとちょっとした贈り物をした。
午後、同居している長男のお嫁さんH子さんから、届いたとお礼の電話が有った。
「喜んでくれた?」と聞いたら、何と仏壇に供えてまだ包装を解いてないとのこと。
食べる物でもないのに仏壇に供えて・・・。
今までの姉なら嬉しさをすぐ表して、何が入っているのやろか、とすぐに中身を見る人だったのに。
30日に甥(誕生日が近い)と合同のバースディパーティーをする予定で、その時に開けるのだと言っているらしい。
そんな大層に披露して貰うような贈り物では無いので、そんなことをされたら私が気恥ずかしくなるではないか。
H子さんはあからさまには云わないけれど、体力と共に気力も萎えていると想像できる。
と言って、今は週に一度看護師さんが訪問して下さるそうだが、ヘルパーさんには訪問してもらいたく無いと頑固にいうらしい。
H子さんの負担が大変なのに、拒否するのだ。
数年前までは、姉はすごいおしゃべりで、電話が掛かって来たら1時間程しゃべっているので、夫が気を利かせて「玄関のチャイム鳴らしたろか?」と言ってくれた程の長電話だったのに、今は自分から電話もしないし、掛けても出てくれない。
悲しいけれど姉の性格からしてどうしようもないのである。
H子さんに「よろしく頼むわね」と言って電話を切った。

今日のみ言葉の様に、私は姉にプレゼントを押し付けたのでは無いか、とふと思った。