a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

「武士の家計簿」

娘が、見逃していた映画「武士の家計簿」が針中野の映画館でやっている、というので朝から慌ただしく出かける。
パチンコやの上の古い映画館で、シニア料金は800円だった。
終わって帰ろうとすると受付の女性が「後1本有りますよ。」と云ってくれた。
何と2本立てなのだ。
そう言えば昔、H子姉と3本立て、というのを良く観に行ったのを思い出した。
少し古い映画が3本見られるのだ。休憩の間にパンを食べたりして連続3本を観たら、内容が混乱してしまった。あの頃はイギリス映画を良く観たように思う。
今日は一本だけで、充分満足して帰宅する。
針中野は、子供の頃なじみの場所だったけれど、車で行くと右も左も解らない知らない町になっていた。でも大阪らしい庶民的な賑やかなところだった。
ところで、肝心の映画だが、私たち母娘を充分満足させてくれた。
貧しいと云っても、土塀の有る落ち着いた家に住んで、使用人も居て、きちんとした衣服を着て、折り目正しく暮らしている。
裃を着てお弁当を携えてお城に登城する姿は、祖父も曾祖父もあんなだったのだろうか、と想像して興味深かった。
ただ、女性達の普段着はあんなに美しくて良いのかなあ、と思う。
特におばばさま(草笛光子)の着物が派手。威厳が有るのを示すためか、白髪ながら丸髷が立派すぎる。
映画って楽しい。武士の家計簿(初回限定生産2枚組) [DVD]