a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

「恐れに囲まれるとき」

日曜礼拝メッセージより
創世記34:30〜35:5
ヤコブはどのような状況に置かれていたか。
娘レアが良くない町に出かけレイプされた。
兄達は怒って、復讐し男達を皆殺しにした。
ヤコブはこの土地の者に憎まれ、暮らせなくなった。

神が出された処方箋は何か。
1、原点に戻れ。35:1
神はベテルに戻れと仰せになった。
ベテルは20年前に、怒った兄から身を隠し逃げる旅の初めに、出会った神が祝福された場所である。
人生の出発点に戻れと言うことである。
2、余分な物を取り除け。35:2
ヤコブにとっての20年間は苦労もあったが、神は約束通り祝福してくださった。
ヤコブは妻を得て、子供も出来、多くの財産を得た。
豊かさは執着心を生む。
3、ゆるがない方を見失ってはならない。
今の日本は「大地が揺れても失わないものは何か」を問われている。
イエスはあれこれ周囲に気を使って落ち着かないマルタにこう言われている。
「多くのものに気をもむな。無くてはならないものはたった一つである」
神は恐れから囲いを作ってくださる方である。35:5

第二次大戦のときの話。
ポーランドの有る町の教会で、人々は襲って来るナチスの軍隊に恐れおののいていた。
その時1人の少女が、詩篇5:12のみ言葉を読んだ。 
 主よ。まことに、あなたは正しい者を祝福し、
 大盾で囲むように愛で彼を囲まれます。
翌朝、軍隊は去った。恐る恐る外に出ると、外は一面の雪で、教会の周りに植わった木にすっぽりと雪が多い、教会を隠してしまっていた。