a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

「逆境もそのうち終る」

日曜礼拝メッセージより
創世記41:1〜16
先週予告したように、ヨセフはその後2年間地下牢に入れられていた。

ヨセフから教えられることは、
1、神には最善の時がある。
ヨセフがエジプトに売られたときは17才であったが、今や30才になっていた。
何時助けに来てくれるかと期待して待ったことだろう。献酌官がころっと忘れてしまっていたのも知らずに。
この2年間が重要なのである。
 それから2年の後、パロは夢を見た。1節
神は2年後が最適とされた。時を焦ってはならない。
2、人間の薄情さを知る。
薄情の効用。
A家の例:主人が重病で入院したときに長年のお付合いである檀家寺の住職は冷たかった。何の慰めの言葉もなかった。心の拠り所のない時、何の救いの手も差し伸べてくれない薄情なお寺と決別した。

王は忙しい。
もし、献酌官が2年前にパロに話しても、ヘブル人の冤罪など取り上げただろうか。
3、人生のゴール
ヨセフはパロの前に出て夢を解き明かした。25節〜
のみならず政策まで述べた。
王は喜んで、ヨセフを奴隷から何とエジプトの国の第二の地位につけたのだった。
ヨセフは別にこのことを望んでいない。
神の御心を伝えて、民を救済するのがヨセフのゴールなのであった。

Mさんの家族は皆クリスチャンで、ご主人は昨年がんで亡くなられた。
Mさんの父上は、長い間新興宗教の幹部だった。
娘であるMさんは、ずっと父上がイエスさまを受入れるよう祈っておられた。
水曜日、脳梗塞で入院されている病床で、言葉も出難くなっていたが、Mさんが手を握って「イエスさまを信じてるよね」と言ったら手を握り返して信仰の告白をされた。
金曜日の午後、牧師先生が病院に行かれて話をされ「イエス様を救い主と信じますか」と問われたら「はい。うれしいことです」と言葉で返答されたという。
先生が帰られたら、まもなくお孫さんから「祖父が今昇天しました」と連絡が来た。
牧師先生を待っていたかの様な最後だった。

今日も午後は人形の片付けをする。ガラスケース入り木目込みひな人形。昭和11年

並んだ市松さん。左から大正、昭和初期、戦後。