a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

暑い日に観た。

涼しくなってやれやれ。暑くて血圧が下がって死にそうなほどしんどくて、ぐだぐだ言いつつ過ごした日々。
と云いながら、映画やミステリードラマはばっちり観ていた。その中の幾つか。
「グリーン・マイル」何度観ても感動する。
スティーブン・キング原作。
ジョン・コフィーは黒人の大男、死刑囚としてE棟に入って来る。看守(トムハンクス)は尿路感染症で苦しんでいたが、ジョンコフィーが奇蹟を起こし病気をたちまち治してくれた。
ジョン・コフィーは優しい男で、癒すことが出来る能力を持っている。
それが仇となって、農家の横で、血だらけで殺された双子の女の子を抱えて泣いている姿を発見され逮捕され、死刑を言い渡された。
彼は「(助けようと試みたが)間に合わなかった〜」と泣き叫んでいたのである。
彼は人の罪を背負ったまま電気椅子の死刑場へグリーン・マイルを歩んで行った。彼のイニシャルは、J.Cである。
「パッション」
イエスキリスト受難の映画。
熱心なカトリック信者のメルギブソンが私財を投じて作ったと云われる。
イエスキリストに最後の時が近づいて、ゲッセマネで祈っている所から始まって、捕らえられ、十字架に架かって、復活の瞬間までを聖書に基づいて描いている。流された血は半端ではない。
全編殆どがイエスキリストへのリンチ。十字架に架ける所は、良く牧師先生から聞いているが、リアルに惨たらしく描かれていた。イエスを演じている俳優(ジェイムス・カヴィーゼル)は気品の有る顔立だが、殆どが血だらけの顔で、もっとイエスさまの優しいエピソードの場面を多く観たかった。
あれほどの辛い目に合わす程人間の罪は重いのだ、と涙しながら納得したが、もう一度観ようとは思わない惨たらしい映画である。
クレアモントホテル
ロンドンの古いホテル。長期滞在型のホテルで老人ホームの様な雰囲気。
夫を亡くしたサラは、1人で生きて行こうとホテルにチェックインする。
だが、思った様な素敵なホテルではなかった。滞在する老人たちは暇を持て余している。
サラは孫に電話をするがなしのつぶて。
ある日、偶然道端で優しい作家志望の青年に出くわす。ホテルの常連客には孫だと紹介するのだった。
サラを演じている女優(ジョーン・プロウライト)はローレンスオリビエの未亡人。道理でしっかりした(し過ぎる?)女優さんである。出会った青年 (ルパート・フレンド)が爽やかで素敵だ。
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