教会で12月の誕生日の人のためのお祈りがあった。
順番に名前を呼ばれて立つ。皆に祝福の拍手を頂くのは嬉しい。
教会員はなぜか12月生まれの人が多い。
姉の入院先の病院から娘に電話が有って「見舞いに来て欲しいとおっしゃってます」ということで、予定をしていなかったがお昼を頂いてから病院に行く。
朝から少し熱が出たようで心細くなったのだろう。
私の胸元のクリスマスツリーのブローチを目ざとく見つけて「きれいや〜」と褒めてくれた。
「もうすぐクリスマスやからね」
クリスマスがイエスキリストの誕生日であること。
イエス様は神の御子であること。
ベツレヘムでは宿がなくて馬小屋でお生まれになったことなど、飼い葉桶の中で寝かされていたこと。
姉の質問に答えて話をする。
私たちの罪を背負って十字架にかかるために生まれてこられたこと。
ゴルゴダの丘で十字架に釘付けされて血を流して息絶えられたこと・・・も。
そう、気の毒やね〜それは何年前のことやの?
2016年前。
姉はどこまで知っているのか、又は知らないのか分からないけれど、目を見開いて矢継ぎ早に質問して来る。
今日イエス様の話を病院で姉に語るとは思わなかった。
雨が降って来たけれど、お見舞いに行ってよかった。
熱が下がりますように。