「家庭の悲劇を越えるもの」
創世記３７：１〜１１
ヨセフに於ける家庭の悲劇から見える真理は。
１、どんな環境ではなく、どんな方を信じるかが祝福の鍵である。
ヨセフの兄弟は１２人で、４人の母親が居て兄妹関係は複雑であった。
弟ベニヤミンとヨセフはラケルの子。母ラケルは弟を生んだ後難産で亡くなった。
長兄ルベンの悪いこと、３５：２２ や兄たちのことを一々父に告げ口をした。３７：２
父イスラエルはヨセフを誰よりも愛し、長袖の服を着せたりして特別扱いをした。３７：３
ヨセフは自分が見た夢（将来を暗示した）を吹聴した。３７：５〜７ 等々火種は沢山有った。
ヨセフは馬鹿正直で兄たちの反感を買ってしまった。
兄たちはヨセフをエジプトに売ってしまう。父には死んだと言って偽装工作をした。
１７才でエジプトに行かされ苦難の日々を過ごす事になった。
しかし１３年後エジプトの大臣になる。
それはヨセフは神とともに歩んだからである。３７：２
２、悲劇も祝福の伏線である。
兄弟の中が良ければ円満だっただろうが、後の飢饉で家族が死ぬことになる可能性も高い。
将来への祝福へのステップのための悲劇であった。
不思議な神の御手。
３、悲劇の中で結論を出すな。
悲劇は大きく転回して祝福に変わる。
主に委ねて進むこと。
