a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

目立つほこり

暖かくてすっかり春だ。玄関先の沈丁花がようやく開き始めた。例年より1週間ほど遅い。

遠い昔、実家の玄関先にも植えてあったので、この花の香りは亡き母を思い出す。
明るくなって家の中の埃が目立つ。
お風呂とかお手洗いは寒い間サボっていた付けが来た。目が悪いので埃が目に入らないのは幸い、と思っていたが、この陽光の中では流石わたしの目にも見えて来る。汗ばむほど掃除に時間を費やした。
我が家は泊まり客が多いので「きったない家やな〜」と思われていたかも知れないと今更ながら冷や汗ものだ。
母も晩年目が見えにくかったので「掃除はより丁寧にせんとあかん」と自分を戒めていたのを思い出す。
見えてなくても埃やクルミの毛が散っているのは確かなのだから。