「海が割れ道が開く」
モーセの生涯の中のハイライトシーン。
出エジプト記１４：１〜２２
エジプト王パロが、戦車に乗って軍勢を率いてイスラエル人を追いかけて来た。
モーセが手を海の上に差し伸ばすと、主は海を分けられた。そこに神の栄光が現れた。
イスラエル人は海の真ん中のかわいた地を進んで行った。
追いかけて来たパロの軍勢が渡ろうとすると、水は元に戻って彼らは残らず死んだ。
１９７５年、エジプトでミイラが２５体発見された。そのうちの一つは変わっていて白く、塩漬けにされて魚に食いちぎられた後があった。BC１４００年頃のものと思われる。
有り得ない奇蹟と思われるが、歴史上の出来事であって、ユダヤ人には忘れてはならない大きな出来事とされている。
新しい道が開けない時、人間の側のすること。
１、救いのみ業に一見逆戻りする。１４：１〜２
主は紅海の直前になって、モーセに引き返すよう仰せられた。
事態が悪化した時、前に進むだけでなく、後戻りすること。
２、不安から不平を言ってはならない。１４：１０〜１２
イスラエルの民はモーセに文句を言った。
「私たちを連れ出して荒野で死なせるのですか？」
４００年も奴隷の生活に耐え、ようやく逃げられたのに・・。昨日の感謝より今日の不安が大きい。
恐れが心を支配する。
恐れは何から来るか？見えるものしか見ていないからである。１４：１０
クリスチャンのメリットは、見えない（神の）世界を知っていること。
エリシャには心の目（信仰）で見えた。 ２烈王記６：１５〜１６
大丈夫！と思える。
３、立つ位置を決め黙して待て。１４：１３〜１５
モーセは民に言った。
「恐れずに、しっかり立って、あなたがたのために行われる主の救いを見なさい。
主があなたがたのために戦われる。あなたがたは黙っていなければならない。」
立ち返って静かにすれば、
あなたがたは救われ、
落ち着いて、信頼すれば、
あなたがたは力を得る。 イザヤ３０：１５
