忙しい日々が続いて、明日が練習日なのに、新しい楽譜がまだ読めていない。
家での予習は不可欠なのだ。
楽譜と歌詞を同時に読めなくなっているから、目と耳からから入った情報は大切に脳に収める。
脳もちょっとポケッになっているから収めるのに時間がかかる。
午前中に練習をした。
午後、見た映画。
2022年アメリカ映画「オットーという男」
原作はスエーデンのF・バックマン。
2015年のスエーデン映画「幸せなひとりぼっち」のリメイクでもある。
ゴミの分別、車の止め方、あらゆる分野で人々を非難し皆から煙たがられている。
ロープを買う場面から始まる。
オットーは電気やガスや電話も解約して死ぬつもりだ。
天井にロープをぶら下げて、台の上に立っていよいよ首を突っ込む、という時、人が尋ねてくる。
向かいに引っ越しをして来たメキシコ人家族で、陽気なのだ。
オットーは自殺に何度も失敗。
陽気で親切なメキシコ人のマリソルは、何度もオットーが試みる自殺を偶然に阻止する。
彼が孤独で、何度も自殺を試みる理由は映画の後半で語られる。
オットーの若い頃を演じたのはトム・ハンクスの次男トルーマン・ハンクス。
妻ソーニャに初めて出会うシーンが楽しく素敵だ。
トム・ハンクスのオットーは最初の頃は頑固な厳しいお爺さんで、後半になると野良猫にまで優しくする柔らかな表情に変化して素晴らしい。
夕方Nさんが来た。
車を手放した後のバスの乗り方、タクシーの呼び方、スマホで娘に教えてもらっていた。今ならまだ間に合う。
タクシーをよんでバスに乗ってどこへでも出かけよう!