午後、散歩の途中で、道端の花壇に咲いていた黄色いフリージヤ。
久しぶりに聖書の人物の話。
婦人聖書の集いの資料だけれど、私が欠席してもKさんが纏めて郵送してくださる。
無駄には出来ない。
シリーズ「ヨセフ」の続きは別のブログに纏めた。
今日から始まるのは「モーセ」の生涯
モーセ(1) 生まれる前から始まる人生
人の人生は生まれる前から始まるといっても良い。
モーセも彼が生まれるに際して、その人たちが居なければモーセは誕生しなかっただろう。
又、彼の後の働きにおいても、環境が彼の働きを生み出したと言えるのが分かる。
聖書 出エジプト記 1:8−22
1、ヨセフのことを知らない新しい王
エジプトの国民を飢饉から救ったヨセフではあったが、年月が経って、ヨセフの偉業のことを知らない王がエジプトを支配していた。8
イスラエルの民は増えて強くなったので、パロは彼らに過酷な労働を課し彼らの生活を苦しめた。9−14
この時代がなければ、後のモーセの働きはなかった。
知恵ある者も愚かな者も、
いつまでも記憶されることはない。
日がたつと、いっさいは忘れられてしまう。
知恵ある者も愚かな者とともに死んでいなくなる。伝道者の書2−16
2、神を恐れる助産婦たち
パロの命令は
イスラエルに男子が生まれたら殺せ。16
だったが、それにも拘らず、助産婦たちは男の子が生まれても殺さなかった。
なぜなら「命を司る神を恐れていた」からであった。17
パロの糾弾に助産婦たちは神から知恵を与えられこう答えている。
「ヘブル人(イスラエル人)の女は活力があるので、
助産婦が行く前に産んでしまうのです。」19
人々があなたがたを引き渡したとき、どのように話そうか、
何を話そうかと心配するには及びません。
話すべきことは、そのとき示されるからです。
というのは、話すのはあなたはたではなく、
あなたがたのうちにあって話されるあなたがたの父の御霊だからです。
マタイ10:19、20
3、神を畏れる者の祝福
① 助産婦たちの家の祝福 21
② 偉大な指導者モーセの誕生につながる。
助産婦たちの生き方を神は祝福し、そこからモーセが生まれてくる。
神を畏れる生き方は後生に深い影響を与える。
私たちの人生も、あれがなければ私は生まれていなかったとか、この環境がなければ私は救いを求めることはなかった、というような出来事が有るのではないか。
そう考えれば生まれる時の環境や、また不幸に逢うことも大きな光に導かれていると言えるだろう。
神は私たちを世界の基の置かれる変えから彼にあって選び、
御前で聖く、傷のない者にしようとされました。 エペソ1:4