年中咲き続けるゼラニウム。
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モーセ(8) 紅海が割れる奇跡
今日の箇所は、モーセと民が紅海が割れて救い出されるという、前代未聞の奇跡が起こるところ。
この奇跡は子々孫々に語られ、国家や個人の危機の時に信仰を呼び覚ますものであった。
金剛バプテストキリスト教会婦人聖書の会 テキストより
聖書 出エジプト14:1-31
1、神はモーセに危機の最中「引き返せ」と命じられる
民はエジプトから脱出できたのに,なぜか引き返せと命じられる。2
まるで敵に撃って下さいと言う様なものだ。
だからエジプト軍も「迷っている」3
とさえ思ったほど。
これは奇跡的救いのための後退であった。
祈っても一向に好転せず,逆に事態が悪化するように見える時がある。
また、神への信仰をもって救われた時に喜びがあったのに,その後進展せず却って悪くなったように見えるときもあるかも知れない。
それは新たな神の恵みの体験のための「前進」なのである。
2、不安から不平を生み出さないようにすべきである
エジプト軍が迫るのを見て民は不平を言い,苦しかったエジプトの生活が良かったとさえ呟く。11、12
人は今日の不満のために昨日の感謝を忘れてしまう存在なのだ。
それは目の前の恐れに支配されているからだが、いったい「恐れ」はどこに原因があるのか。現実の問題に捉えられて、目に見えないところで守り支えておられる神が見えない所に原因がある。
第二列王記6:15-17
3、立つ位置を明確にしなさい
「しっかり立て」13
恐れに直面した時にすべきことがある。
その恐れの中で立つ位置を決める事。
打ちのめす恐れの傍に立つのではなく、恐れを救うことのできる髪の側にしっかり立つこと。
その時、神ご自身が御業をなしてくださる。
立ち返って静かにすれば、
あなたがたは救われ、
落ち着いて、信頼すれば、
あなたがたは力を得る。 イザヤ30:15
海が割れる前代未聞の奇跡。
すごい迫力の名画。