a-dollのブログ

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八福の教え(3)ー「柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐから」

八福の教え(3)

柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐから

 

聖書 マタイ5:5

1、「柔和」と言う意味

①日本語では「物腰が柔らかく穏やかなこと」と理解されて、イメージとしていつもニコニコしている姿を想像する。

②しかし聖書の中で最も「柔和な人」と紹介されているのは「モーセ」である。

モーセはその人となり柔和なこと、地上の全ての人にまさっていた。民数記12:3

聖書で言う「柔和」とは「静かで動じることのない強さ」を意味している。

 

2、なぜ聖書的柔和さを身に付けられないか

①なぜ静かで動じることのない強さ」になれないか?

それは「自分を実態以上に大きく見せよう」とするからである。

例えば、未信者に証をしようとして自分が悩みなど持っていないかのように背伸びをして、足元が不安定になる。

それゆえ自分の言葉にも相手の態度にも動揺する姿になる。

②基本に帰るとき、もともと神はあるがままの私たちを愛してくださったのだから、背伸びをしたり顔色を伺ったりする必要はない。

神の愛を深く知ることを通して自分を取りもどすとき、「静かで動じる事のない強さ」を持つ事が出来る。

 

3、「地を受け継ぐ」とは

地上の土地や天国の席を得る事ではなく「良い地歩を占める」1テモテ3:12

との意味である。

・周りから良い信頼を得る

・神から働きの成果を得る

 

柔和=御霊の実。神によって与えられるものであり、自然律の生き方。