金剛バプテスト・キリスト教会のホームページで日曜礼拝説教を聞いた。創世記9:1-17
洪水の後、神はノアに希望の虹を見せられた。
それはどのような希望なのだろうか?
1、再出発の希望
神はノアと息子たちを祝福して仰せられた。1節
「生めよ。ふえよ。地に満ちよ。」
この言葉はエデンの園でアダムとエバに語られた言葉と同じである。そのうえに「肉を食べても良い」というおまけ付きだった。2-4節
アダムとエバは罪を犯す前だったが、今回は罪を犯した後なのに大きな祝福を与えられた。
プロ野球の選手のように査定があって給料を決められるのならこうはいかない。
神はエデンの園を追われ洪水の前に罪を犯した人間に変わらない再生の希望の恵みをくださる。
人生の再出発など不可能とあなたは思っていないだろうか。
2、命の価値回復の希望
カインがアベルを殺す悲劇。
神がその後、人を殺してはならないと仰せられた。
理由は「神は人を神のかたちにお造りになったから。」6節
人が人を殺してはならない理由は、
一人子の命を捨てるほど人を愛してくださる神のかたちがある所に人の価値と尊厳があるから。
人の価値は何で決める?成績、能力、ルックス。
聖書は神からの絶対的な価値があると教えている。自分の価値を見失ってはならない。
3、救いの希望
私は雲の中に、私の虹を立てる。・・・大水は、すべての肉なるものを滅ぼす大洪水とは決してならない。13、15節
神は滅びからの解放の印の虹を下さった。
それは神の子イエスキリストの十字架と復活である。