大雨が降る、と予報が出ていた。
87歳になるM子姉ちゃんが教会の中西牧師に会いたいというので、先生は今日月曜日は休日なのに、娘の車で一緒に姉の家を訪問してくださった。
先生は姉が交通事故で運ばれて手術を受けた時や、大腿骨骨折をして入院した時に何度も病院へ足を運んで、祈って姉を励ましてくださったのだ。
最後の病院へのお見舞いの時には、姉は先生に気を許してか自分の生涯の辛かった頃の話を全部話して、その上寝たままの姿勢で歌を2曲披露したらしい(病棟でようやるわ〜)。
今日、聖書を開いて、先生がイエス様のお話をされるのを聞いていた姉は「イエス様を信じます」と目を輝かせて信仰の告白をした。
牧師先生も娘も私もびっくり!
教会へ連れてもらって「洗礼」を授けてほしいと言った。
えっこんなことってあるの?
今日、87歳でクリスチャンになった姉は今までの苦難に満ちた人生から輝かしい栄光に満ちた主に抱かれて過ごす平安な老後の人生に変えられた。
何て幸せな人だろう。
生涯を終えた時には天国に迎えられる。
ハレルヤ。
娘がピアノを弾いてくれて「主我を愛す」と「慈しみ深き」を姉と二重唱で歌う。
姉と二重唱で歌うのは生まれて初めての体験である。
87歳でも音程は下がっていないし綺麗なソプラノで歌う姉。
牧師先生がぜひ礼拝で特別賛美をしてください。とおっしゃった。
M子姉ちゃんは頬をピンクにして少々興奮気味だった。
教会の礼拝で姉妹での「特別賛美」が実現できる様に祈ろう。
雨のかからない軒下が好きなゼラニウム。