家族団欒が好きなクルミ。
夕方は大抵コタツの中で寝ているが、
娘と私が食事を終えて、後片付けを始めると、コタツの上に登って待つ。
二人がこの後コタツに入ってお茶を飲んだりおやつを食べながら映画を見るのを知っている。
私はさっさと湯呑みを持ってコタツでニュースを見ているが、クルミは水音をさせてお皿を洗っている娘の姿を目で追っている。
早くコタツにお入りよ〜と思ってる様子。
二人と一匹揃っての家族だと思っているようだ。
ついでにクルミは私の湯呑みのお茶を飲もうとする。
仕方なくグラスに水を少し入れて持ってくると、手ですくって飲む。
水だから冷たい。
プルルンと首を振ってコタツに潜り込む。