公園のクロガネモチの実。
外は寒いけれど、私は元気。
整形外科へお薬を処方してもらいに行く。
坂道を登って・・・いつも里山の風景を見ながら気分良く歩いていたのだけれど、最近竹やぶの小高い丘が丸坊主にされてしまった。
雀のお宿が無くなったら雀はどこに行ったらいいの?
小さな家が沢山建つらしい。
賑やかになるのは良いけれど、若くて足が丈夫な間は「良いところや」と買うかもしれないけれど、人間はすぐに年を取るってことを忘れている。
気が付かないのだ。
30年後の自分ならこの坂道を歩けるだろうか?とは決して想像しない。
車はいつまでも運転できると思っている。
ローンが終わった頃に、もっと平らな土地に家を建てたら良かった〜と思っても遅い。
などと意地悪ばあさんみたいに毒づきながら坂道を歩いた。
坂道を2キロも歩いて医院へ行けるのに、治療の必要ないのとちゃう?と誰かに聞かれたことがあるけれど、骨の薬は私には必要なのだ。
兎に角こけなくても骨折するほど骨が弱かったのだから。
薬の力を借りて骨を丈夫にし、筋肉を鍛えてこけないように注意して生きていかなくてはならない。
今日は阪神淡路震災から25年。
忘れた頃に災害はやって来るというけれど、忘れない間にも何が起こるか知れない。
備えだけは充分しておこう。