紅葉は散り終わった。
今朝も袋にいっぱい落ち葉を詰め込んだ。
結構な労働である。
午後、眠くなりそうだったけど頑張ってコーラスの練習に行った。
娘が車を出してくれて、近所に住むお婆さんたちTさんとSさんを乗せて公民館まで送り届けてくれた。
私も便乗する。
練習が終わって、会場の片付けをする。
私は椅子を片付けるのは遠慮して他の用事をする。
ところがグループで最高齢のTさんは率先して痛い腰をかばいながら椅子を運ぶ。
手伝わなければ、年寄りだと甘えていてはダメなのだ・・・超真面目。
ガチャン!て大きな音がして誰がかひっくり返った。
白髪の人だ。
覗き込んだらTさんではないか!
椅子を運んでいて滑ってこけて床に伸びていた。
「あれ〜大丈夫?」って皆が大騒ぎで起こした。
彼女は前にも家で電球を変えるのに椅子に上って落ちて腰を打った。
それでも何ともなく骨折もしなかった。
今日も起き上がって体裁悪そうに「どうもないわ。バスで帰るわ」と歩き出した。
骨が丈夫なのだけど、過信は禁物。
お片付けは若い人に任した方が良いと思う。
私なら大腿骨骨折の悲劇が待っていただろう。
Tさんが歩き出したのを確かめてから、Sさんと一緒に歩いて帰路に着いた。