パンジーの花。あなた、大き過ぎない?
晴れて暖かくて日中は暖房を使わなかった。
エアコンやガス暖房器が作動していると、機械音が邪魔をして小さな音が聞こえにくくなる。
静かで暖かい幸せな1日だった。
2010年韓国映画「ハーモニー 心をつなぐ歌」を観た。
実話を元に作られている。
女性受刑者が入っている刑務所。
主人公ホン・ジョンへ(キム・ユンジン)は暴力に耐えかねて夫を殺してしまった。
妊娠していたので刑務所の中でお産をする。
生まれた子供は18ヶ月経てば手放さなくてはならない規則がある。
慰問に訪れた合唱団の素晴らしさに感動して合唱団を立ち上げる。
指導者は、もと音楽大の教授で今は死刑囚として刑に服している人。
受刑者は辛い経験をして心は荒れている。
でも次第にコーラスにのめりこんで素晴らしい合唱団となる。
演奏したグリークの「ソルベイクの歌」は感動的。
少し作品としては分かり辛い所も有ったが、ハーモニーの素晴らしさは文句無し。
韓国の人は歌が上手なのは良く知っている。
45年ほど前、私は大阪市婦人会の合唱団でコーラスを楽しんでいた。
婦人会館へソウルのYWCAの合唱団が公演に来て、私たち合唱団は歓迎の場を持った。
その返礼で韓国へ行けることになった!!
初めての4泊5日の海外旅行だった。
娘と夫とカナリアを実家の母に預けて(夫は私の母が大事にしてくれるので、ホイホイと留守番をしてくれた)、私は合唱団のメンバーとして韓国へ行った。
私たちの合唱レベルは低く(話にならない下手くそ)、それに比べ韓国の合唱の見事なこと。
上手やなあ・・・とびっくりした。
日本では女声合唱団は歴史が浅く、芸術の域には程遠かった頃だ。
楽しい交換会の日を過ごし、残る2日は釜山まで観光して帰国したのだが、もっと合唱が上手になりたいな・・・と日本に帰って来て思ったものだった。
遠い昔の韓国旅行を思い出した映画。