a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

古い黒ビニールレザーの手帖

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庭の紫陽花。

雨になると道を塞ぐので切って来た。

あのね〜クルミちゃんを撮っているのとちゃうねんよ。

 

又、天気は下り坂。

庭に出ると虫に刺されるので、家でアイロン掛けや家計簿の整理などをする。

 

断捨離している本棚から古い手帳が出てきた。

1996年から2007年まで12冊。

もう捨ててしまおうとパラパラ捲っていたら、捨てられなくなった。

1996年というと60才。

手帳には日々の予定が書かれているのだけど、多忙のあまり乱雑なメモ。

 

毎日コーラスの練習や英会話の予定が有って忙しい。

ホームステイ客は来るし、

その間に、法事や甥や姪たちの結婚式。

同窓会の数々。

母校創立100周年に向けての理事会。

新しく立ち上げた同窓会のコーラスの準備。

中古のピアノを買いに行ったり・・・。

 

歌舞伎、オペラ、**さんのリサイタル、個展、義理で行く催し物も多い。

良くこれだけ出かけてこなして行けたのか・・・と我ながら感心して、見ているだけで動悸がしてくる。

目が回りそうだ。

旅行も再々。

海外旅行も。

手帳には英国旅行に2週間行くことで義理を欠くことになるので、お土産を買うリストも書いてある。

 

多忙のあまり日記は付けられず、これは日記の代わりにしていた様だが、それにしては乱雑なメモ。

大抵は走り書きである。

 

携帯の番号がちらほらメモされ始めたのが1999年。

私はまだ持ってない。

お礼にテレホンカードを貰ったりしているから、公衆電話の時代だった。

 

2000年にはパソコン教室に通っている。

自分のパソコンを初めて買ったのだった。

 

捨てようかと思ったけれど、捨てるには余りに惜しい歴史の落書きぐちゃぐちゃメモ。

嵩張る物じゃなし、もう少し手元に置くことにする。