艶々赤く輝いている万両の実
私の1日は忙しくてあっという間に終わってしまう。
することが鈍くてさっさと終わらないのだ。
午前中は落ち葉の掃除。
側溝に溜まった朽葉も掬い上げる。
アイロンがけとか雑用をこなしている間にもうお昼。
午後買い物に行って、今日は一割引だからと多めに買って来る。
冷蔵庫に収めて整理をしていたら、友達Nさんから電話が掛かって「行っても良い?」
「良いよ、来て」で一緒におやつタイム。
Nさんはスマホを持ってから負けず嫌いの性格が功を奏して、たちまち腕を上げた。
今日は「パタカラ体操」のアプリを見せてくれた。
二人で「パタカラ体操」をする。
スタートでパパパパパパを言ったら「少し心配です」とか「良好です」とか出る。
競争をして遊んだ。
まあ二人ともよく似た成績で楽しく遊んだ。
お喋りの内容も、何度も同じ話をお互いに無意識にやっている。
それでも「その話もう聞いたわ」なんて意地悪を言わない。
お互い様だし、喋るのは「パタカラ体操」より効果が有ると思うから。
秋の日は早く暮れる。
「もう帰らなあかんわ」
あたふたと帰って行く。
夕暮れの道の運転は危ない。
事故をしませんように・・・祈りつつ送り出す。
こうして私の1日は早々と終わってしまうのだ。