藪手毬
先週の金曜日、横殴りの雨が1日中降り続いた。
我が家には開かずの間が有って、それは畳の部屋で猫が障子を引っ掻いて破くから襖が開け難く、入れないように工夫をしてある。
猫はおいそれと入れないのだが、人間も入りにくいから1ヶ月に一度ぐらいしか襖を開けないのだが、
土曜日、たまたま用事があって入ったら、部屋の隅に水漏れを発見した。
畳がびちゃびちゃになっていた。
業者に来てもらって点検してもらったら、経年による壁の老化で隙間から雨が入っていたのだ。
濡れている角の畳と周りの3枚、合計4枚を外に運んでくれた。
日曜日の夜には英会話の先生Rが来て、残りを立てて箪笥を動かしてくれた。
今日畳屋が来て見積もってくれた。
来てくれたのは親の代からの畳屋で、うちの立ててある畳の裏に当時の職人さんの殴り書きメモを見て「わあ、これ**さんの字ですわ、もう居たはれへん職人さんですねん。懐かしいですわ」と感動している。
濡れたのはもう使えなくて、新しいのに変える。
今は藁を使っていないそうだ。
新しいのが4枚と古い藁の畳4枚では違和感がある。かなりみっともない。
残りの畳も全部新しく作ってもらう事になった。
まだ、壁の下からの水は止まっていない。
ジワーと滲み出てくる。
水害で物入り m(_ _)m
憂鬱な私。