吹田の葬儀場で行われたI君の葬儀に行って来た。
家族葬で親族親戚20人余りと押しかけた私たちクラスメイト10人余りの簡素な葬式だった。
最後にお別れ出来てよかったと思っている。
I君はかなり変人だった。
医者嫌いで検査はしない薬は何も飲まない主義。
近所にクラスメイトが内科医院を開業しているのに行かなかったし、
コロナのワクチンも打たなかったし、マスクをするのも嫌がっていた。
生涯に一度も大病をしない恵まれた人だった。
彼の口癖は「美味いもん食いに行こう」だった。
アルコールは少しだけ。
煙草は吸わなかった。
よく食べて、いつも機嫌がよく、どんな時でも割り勘の世話をしてくれた。
だから今日の「供花」の割り勘はN君がやさもっさでやったのだった。
3日前、奥様が出かけて帰宅したらベッドに横たわってもう亡くなっていたそうだ。
救急車を呼んだが、すでに遅く、大往生だった。
連休が終わったら「美味しいもんを食べにちょっとだけ歩くハイキング」のお誘いがあるかな?と思っていたが。
もう永遠に無い。
遠出の告別式出席は疲れる。
皆でお蕎麦屋さんに入ってから別れたが、帰りの電車でうとうとして、帰ったらベッドで3時間も寝てしまった。
起きたら雨が降っていた。