a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

新約聖書のヒロインたち(1)ーアンナ

今日も36度を超えて

<消防本部からのお知らせ>がラインで送られて来た。

熱中症のリスクが高まっているから速やかに涼しい場所に移動し、こまめに水分をとりましょう。

室内にいても扇風機やエアコンを活用して周囲の人と声を掛け合い、熱中症を予防しましょう。

との注意。

 

    *  *  *  *  *  *  *

 

新約聖書のヒロインたち(1)ーアンナ

今回から始まる学びに最初に登場するのは「アンナ」。

アンナと聞いて「あの女性だ」と思う人は少ないかも知れない。

記録も少なく目立たない女性である。

しかし聖書はこの女性の辿った人生に光を当てて語りかける。

 

 金剛バプテストキリスト教会 婦人聖書の集い

 中西正夫牧師

 

聖書ルカ2:36-38

 

1、アンナの人生

①非常に短い結婚生活ー7年間 36

聖書の記述でこれほど短い結婚生活の記録は無い。

 

②7年間夫と共に暮らしたが、やもめとなり、84歳になっていた。37

ということは古代の結婚年齢から考えて60年以上やもめであった。

夫との死別後の選択技は

・独身で生きる

・再婚

アンナはどちらも選択せず、第3の道を選んだ。それは神から与えられた使命を果たす「賜物に生きる道」

預言者」としての道 36

ただ彼女の出身を思えば評価されにくい事だった。

アシェル族(ガリラヤ最北の地)ガリラヤは「預言者」は起こらない教養の低い地域とみなされていた。

 キリストはガリラヤから出るだろうか。 ヨハネ7:41

 あなたもガリラヤの出なのか。

 よく調べなさい。

 ガリラヤから預言者は起こらないことが分かるだろう。ヨハネ7:52

アンナの選択は世評を考えるか、神の使命を考えるか、という困難な選択であった。

 

2、アンナの深い喜び

アンナはガリラヤよりも神殿で生活することが神の使命に生きる最適な場所だと考えたのだろう。

実際、神は彼女に最も素晴らしい出会いを用意された。

幼子キリストがヨセフとマリヤに抱かれて神殿に詣でて来たのである。ルカ2:22

アンナはキリストを見て直感的に救い主であることを悟り、人々に語った。2:38

それは最も素晴らしい使命の実行であり、また彼女自身に与えられた大きな喜びであった。

 

3、アンナから学ぶこと

①世評より神の御心に生きる。

 我が神よ 私は

 あなたのみこころを行うことを喜びとします。

 あなたのみおしえは

 私の心のうちにあります。 詩篇40:8

②神の時を待つ祝福

 もし遅くなっても、それを待て。

 必ず来る。遅れることはない。 ハバクク2:3

レンブラント