昨日からの雨ですっかり葉を散らした。
明日、また掃除や〜
午後、いつもの様にNさんが喋りに来た。
大きな声で2時間近く喋るのは頭の体操、舌や喉の運動になる。
今日、彼女は私にこんな質問をした。
「イエス・キリストはどこで生まれはったん?」
ニュースでイエス・キリストの生誕地ベツレヘムではクリスマスが祝えない。と聞いたのだ。
私が聖書の中の地図を開いて「ここ」と教えて、ついでにイエス様の生誕のお話をした。
「へ〜そんな所に生まれたん、ヨーロッパのどこかの町の馬小屋で生まれたと思ってたわ」
何ということだ。
それから、
これまで彼女は頑なにキリスト教を拒否しているように思っていた。
何度も教会に来たこともあるし、牧師先生とも会っているし、
合唱団にいる時は「マタイ受難曲」モーツアルトやベルディの「レクイエム」「ダビデ」や多くの「ミサ曲」を歌ったのに。
歌っている曲の内容を知ろうとしなかったのだ。
誰でも幾つになっても知らないことは多い。
疑問に思って知ろうとした時が始まりだ。
これが私のNさんへの授業の始まりである。