a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

待降節礼拝

「なぜベツレヘムの馬小屋で?」
ルカの福音書2:1〜7
神の子イエスが馬小屋で誕生した理由は。
1、アウグストの命令が出た。
ローマの初代皇帝アウグストは、混乱した世界を制定するための戦費が必要で、そのための税を取り立てるために住民登録をした。1節
その勅令は、ヨセフとマリアに採って困ったものであった。
登録のためナザレからベツレヘムへの道は1か月ほど掛かった。
身重の妻を連れての旅は不安なものであっただろう。
ところが、そこでマリアは無事に月満ちて出産した。6節
昔からの預言者の言葉(ミカ書5:2)を信じていたから、神の御手を感じただろう。
過酷な命令を下したアウグストも神が動かされていたのである。
あなたにも嫌でもせざるを得ないアウグストが居る。アウグストを恐れることは無い。

2、神の御子なのに正当な扱いを受けなかった。
宿屋で断られ、やむなく馬小屋で飼い葉桶に布でくるんで寝かした。7節。
もし、神の子の誕生と知っていたなら、宿屋は拒否することは無かっただろう。
思えばイエス様は正当な扱いを受けることなく来られた。
だからこそイエス様の元には常に悲しみを抱えた人、罪人と呼ばれた人々が来た。
そして私たちの罪を負って十字架に掛かられた。

3、暗くて汚れた穢れた闇の中で、私たちのためにお生まれになった。
現代ではメルヘンチックに飼い葉桶の中のみどりごの姿を描かれているが、実際は不潔な暗い馬小屋であっただろう。
御子イエスは心のの闇を救うために来られた。
何が不幸であるか。心の中にある不満が不幸にさせる。
何が報いか。元気で教会に来ることが出来ること。この信仰の報いを感謝しなければならない。
イエス様を心の王座に迎えたい。