風が止んだので、玄関のドアにリースをくっつけた。
こんな簡単なことでも私にとっては大変な仕事になった。
椅子や脚立に乗るのは禁止(自分で決めた事項)なので、私の大事な子分であるマジックハンドを使って引っ掛ける。
やった〜
白い万両の実が雪のようで可愛いじゃない?
自己満足。
家の壁に掛けるのはこのリース。
何年経っても色褪せない可愛いクリスマスリース。
9年前の11月末、圧迫骨折で入院した時にお見舞いに頂いたもの。
クリスマスが近いのに私はベッドに横たわったまま動けなかった。
身体を動かしてはいけない絶対安静がお正月明けまで続いた。
硬いコルセットをつけて痛みを堪えて寝ていた。
ベッドの頭上にかけてもらって、辛かった日々を乗り越えたのだった。
クリスマスが近づいたら毎年これを飾って「決して油断するなかれ」と自分に言い聞かせている。