a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

温かい刺子のふきん

年賀状、シーツ布団カバーの洗濯、家の前の溝掃除。

今日は暖かいので仕事が沢山出来た。

働きすぎると、少し頭がふらつく。

 

友達Eちゃんから手作り刺し子の布巾が届いた。

Eちゃんは中学校高校と一緒だったが、辛い人生を送って来た。

中学校の時に母を亡くし、後妻が来たが、その人に馴染めず辛そうだった。

大阪船場の旧家に嫁いだが、姑と古くから居る女中にいびられた。

子供が二人産まれて男の子には重い障害があって、その上夫が急死。

婚家を出て子供を育てた。

経済的には不自由はなかったようだが、早くから鬱病を患った。

 

中学生の頃は背が高く美少女で、男子の憧れの女の子だったのに、ずっと暗い表情のまま年老いてしまった。

最近坊ちゃんが亡くなって、家を手放して結婚した娘の近くに引っ越した。

1週間前にFちゃんの家で久しぶりに会ったが、肩の荷を下ろしたようで明るい笑顔だったのでホッとした。

 

友人たちと共に人生を歩んできたけれど、それぞれ重荷を負って生きて来た。

気楽に過ごして来たわ〜って人は極く稀。

そういう人は認知症になりやすいのではないかと感じる。

 

Eちゃんが穏やかに暮らして、手仕事を楽しんでいるようで嬉しい。