a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

恐ろしい空港の事故

黄色く咲き誇った石蕗も枯れてしまった。

今日は曇りのち雨となる。

 

北陸のまだ揺れ続く地震の他に、羽田空港日航機炎上の恐ろしい事故が有った。

乗務員スタッフの優れた誘導で全員無事だった何て奇跡のようだ。

衝突したのは海上保安庁地震現場へ物資を運ぶ輸送機であったことが残念だ。

 

何という多難な新年だろう。

羽田空港が使用禁止となって、日本の上空で着陸体制に入った飛行機は別の空港を探さないといけない。

予定外の飛行機を急に受け入れるのも大変なことだろう。

 

もう24年も昔のことだけど、娘と二人でイングランドへ行った。

その頃犬を飼っていて、夫は「犬をどこかに預けてまで旅行なんか行きとうない!」と言って可愛がっていた犬と一緒に留守番をしてくれた。

 

娘と私の乗った飛行機は、午後ヒースロー空港に着く予定だったが、ヒースロー空港がコンピューターの故障!のため、着陸不能となった。

機長の声が「この機はフランクフルトに降ります」。

「えっ!!」

フランクフルト空港で飛行機を降りて、空港ロビーのレストランで食事をし(無料チケットをもらった)、

娘は拙いドイツ語でテレカを買ってホテルに電話をしていた。「夜中に到着しますから」と。

結局、空港から電車に乗ってパジントン駅に着いたのは真夜中だった。

初めてのイングランド訪問は、暗い石畳の道をゴロゴロと荷物を引っ張ってホテルに到着するドラマみたいな展開で始まった。

翌日から ロンドン市内見物の後、レンタカーでロンドンを出て田舎を回り、それはそれは印象的な旅を続けられたのは幸運だった。

今のようにインターネットはまだ普及していず、心配をしている夫にはファックスで無事を知らせたのである。

夫はヒースロー空港の閉鎖のニュースをテレビで知っていた。

 

レンタカーで旅をすることは夫には秘密にしていたので、この旅行で撮った写真に車の写真はない。

ウインザー城で。2000年4月。

カメラ目線で笑ってくれたら良いのに。