a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

電話の応対

いつも元気なゼラニウム

 

家の電話が鳴る。

私の耳は数年前から着信音が聞こえ難くなっている。

電子音っていうやつ。

玄関のチャイムも聞こえ難い。

近くにいないと聞こえないのである。

いつも留守電にして置いて、もし聞こえなくても、メッセージを残して置いてくれれば良い。

聞いてから掛け直せるし。

因みに携帯電話は腕に巻いているスマートウォッチがピクと腕に衝撃を与えて「電話だよ!」って教えてくれる。

大抵テーブルの上にスマホは置いているからすぐ出られる。

 

知らない人の電話を取らないようにしているのだけど、ドラマを見ている途中でかかると、うるさいし後でかけ直すのも面倒だし・・・で、受話器を取る。

「もしもし・・・**ですが、**をお売りいただけませんか?」

もう面倒臭い。

開き直って、声を変えて(いつも電話の声は多少気取って若々しく聞こえるように喋る習性がある)、おばあさん声でおばあさんらしく(本来のままといえば一番手っ取り早い)

「もしもし、私ではちょっと分かりまへんよってに、娘が居る時もう一回かけてもらえまへんやろか〜」

そしたら、

「分かりました。失礼しました。」で電話は切れる。

やれやれ。

そして私はドラマの続きを観る。