外は雨が降って寒そう。
朝早く、プラごみを出しに行って朝刊を取り込み、再びベッドへ潜り込んだら8時半まで寝てしまった(๑>◡<๑)
開き直って、入浴をしてからゆっくり朝食を楽しんで、朝刊を読んで、猫にブラシをかけてやる。
それから部屋の掃除をする。
来月は忙しくなりそうだから、早めに雛人形も片付けた。
時計を見ると・・・もうお昼。
私の朝はどこへ行ったのやら。
まだ雨が降るし、午後は映画。
「チャリング・クロス街84番地」1986年 デヴィッド・ジョーンズ監督
作家のヘレン・ハンフは、20年にわたるロンドンの古書店との往復書簡をもとに作品を発表した。
その作品を映画化したもの。
映画はヘレンが初めてロンドンに旅するところから始まる。
目当てのチャリング・クロス街84番地の古書店を目指して。
静かな、読書をしているような映画だが、好きな映画なのである。
観るのは2度目。
1948年、ヘレン(アン・バンクロフト)は、ニューヨークでは手に入らない古い英国の本をロンドンの古書店「マークス&コーエン」に注文し送ってもらうことになった。
店主のフランク(アンソニー・ホプキンス)が送る本に添えた丁寧なメモが始まりで、顔を合わすことなく20年間本の注文リストに添えた文通が始まった。
映画は第二次大戦直後から始まって、20年ほどの街や人々の暮らしの変化を映している。
ニューヨークとロンドンと。
ロンドンでは食料の配給制があって、人々は少しの食料を並んで手に入れている。
日本も長い間、配給制度が続いたなあ。
一方。へレンの住むニューヨークでは何でもある。
この映画の気に入っている点は、ニューヨークとロンドンと、食事の内容や生活ぶりが丁寧に描かれているところ。
フランクの妻(ジュディ・デンチ)は、会ったこともない夫の文通相手に少しジェラシーを感じている。
慎ましやかな家庭婦人として好感が持てる。
夫のフランクも静かで穏やかな人物なのだ。
私は読書が好きだったから、この静かな映画が好き。
若い人には退屈な映画かもしれないけれど。