a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

医院の待ち合い室

公園のシャガの花

昨夜ビデオに取っておいて見た映画は面白かった。
ディケンズのニコラス・ニッコルピー」
物語りの筋が面白いし、悪いやつらが本当に悪くて笑ってしまう。
屋敷の屋根裏に軟禁された為に身体が不自由になった哀れな少年スマイクには「リトル・ダンサー」の子役ジェミー・ベルが演じて良かった。
ニッコルピーになったチャーリー・ハンナムも可愛かった。
最初の紙の舞台が素敵だ。以前、ロンドンのポロック玩具博物館であれと同じような物を買った来たが、これも紙の登場人物が付いていて演技をして、幕が変わるとそこは映画、部分的に立体的なドールハウスの様になって小さなランプにマッチで火を灯していた。
悲しい場面も有って最後はハッピーエンド。
すっごく可愛くて私好みの映画。
さて、今日は整形外科に行く日だった。
長く待たされるのを覚悟で司馬遼太郎の「愛蘭土(アイルランド)紀行」を持って行って読む。
面白くて一時間があっと言う間に過ぎた。
先生や看護婦さんは待たして悪いねと気を使ってくれるけど、全然平気だ。
それにしても医者の待ち合い室は面白い。
だいたいお婆さんが多いが、最近のお婆さんは医学の知識が豊富で専門的だ。
2・3人でしゃべっているのを聞くと、インターフェロンの注射とか、GOT,GPTの数値がどうの、S先生は注射をしてくれへんから最近どこそこに換えた、とかどうもC型肝炎に罹っているようだが80才はとっくに越えているお婆さん達がである。
ああして、口コミで医者の評価が流されて行くのだなあと感心する。
恐るべきお婆さんパワー。
夕方ランちゃんと公園に散歩。