a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

MRの検査

お天気で爽やかな日。ちょっと寒いぐらいでカーディガンを羽織り庭に出る。
勝手口の辺りで草引きをしていると、ちらしを入れて回っている女性が、我が家の郵便受けに近付いた。私は立ち上がって「ごくろうさま」と受け取ったら、「ゴミになりますけど、すみません。」と謝って去って行った。
私が読まないでゴミに捨てるだろう、と予測してちらしを配る。空しい仕事だ。こんなゴミになるだけの運命の紙切れが1日に5枚以上は郵便受けに入る。実に勿体ない、資源の無駄、労力の無駄。
でも彼女はこれが仕事で、私が受け取りを拒否したら彼女の仕事を増やすだけだ。
だから黙って受け取って古紙と一緒に出す。
午後、病院に行きMRという器械の検査を受けた。静脈注射を受けながら(今日は手の甲に一発で入った。)トンネルに入る。「40分辛抱して下さいよ」と言われて思わず「えーっ」と叫んでしまった。
やかましい音がするからとイヤーマフを耳に当ててくれた。
案の定やかましい。まるで工事現場に寝そべっているみたいだ。ガガガガとかトントントントンとか何したはんねんやろ、と思いながら辛抱していると、そのうち音にもリズムがあることを発見、大抵は4拍子だけど、中には、ワルツや三連符も出て来る。繰り返し出て来るので勝手に歌詞を考えて当てはめて遊んだ。
その内「薬入れますよ、後10分位で終わります。」と先生の声が聞こえて来た。
気分が悪くなった時用のゴムを押すこともなく終わった。
他人事と思っていたでっかい器械に、自分も潜り込む経験をしてしまった。
やれやれ。
帰宅後草引きつづきをする。